「力になりたい」という想いを図解に込めて

複雑な税制を、図解でわかりやすく伝える——。

その難しい役割を担うみねさんの原動力は、
「困っている人の力になりたい」という想いです。

人に寄り添うことがモチベーションの原点

みねさんは、人事部で働いていた頃、育児休業から復帰する社員のサポートなどを担当していました。

「会社に迷惑をかけてしまう・・・」「復帰のタイミングはいつがいいだろう・・・」そんな不安を抱える社員のみなさんに、きめ細やかなサポートを心がけていたといいます。

「休職される方は、それぞれ状況が違います。だからこそ『この人は今、何を必要としているのだろう』と考え、真摯に向き合うようにしていました」

特に印象に残っているのは、直接会ったことのない社員から「ずっとお礼を言いたかったんです」という言葉をもらったことだそう。

この経験が、今も仕事のモチベーションの原点となっているんです。

「困っている人の
力になりたい」

現在、みねさんは、複雑な税制を図解で伝える仕事をしています。

一見、人事の仕事とは関係ないようですが、「困っている人の力になりたい」という根本的な想いは、全く変わっていません。

「以前は、休職に関する不安や悩みを抱える方に寄り添ってきました。
今は、税の表現や理解に戸惑う方々に、図解という形で手を差し伸べられたらと思っています。

ライターさんが困っている表現方法、そして、その先にいる読者の方々の理解のしづらさ。

それぞれの立場に寄り添いながら、わかりやすい図解を作り上げていきます」

ポイントは「直感的に
伝わるデザイン」

みねさんの制作する図解は、ポイントが直感的に伝わるようザインされています。これらはすべて、「理解に困っている誰かの助けになりたい」という想いから生まれるのです。

チームでも、連絡フローが複雑化していることに気づいた時には「新しく参加される方が戸惑うだろうな」と、自主的に整理して資料を作成してくれています。

図解作成の醍醐味

この仕事の醍醐味は、困っている方が「分かった!」と笑顔になる瞬間を想像できること。

「それは人事時代、復職される方から感謝の言葉をいただいた時と同じ、心温まる瞬間です。
税務や会計の制度は、私たちの暮らしに深く関わっているにも関わらず、その複雑さゆえに理解が難しい分野です。

だからこそ、『分かりづらい』と感じている方の気持ちに寄り添い、一緒に解決策を見つけていきたいと思います」

「分かった!」という瞬間のために

時には「誰かの力になりたい」という思いが、お節介になってしまわないかと悩むこともあるそう。
でも、「それは父から受け継いだDNAなので」と笑顔で語ります。

一人でも多くの人の「分かった!」という瞬間のために。
図解を通して、困っている方に手を差し伸べ続けているのです。

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